エギング

ティップランエギおすすめ10選と選び方の完全ガイド|重さや色、カスタムシンカーの使い方も徹底解説

ティップランエギングでアオリイカを釣るためには、状況に合ったエギ選びがとても大切です。ただ好きな色やメーカーを選ぶだけでは、釣果は安定しません。

困っているA氏

各種多くのメーカーの中からたくさんのティップラン専用エギ発売されていて、どの商品を選べば良いか迷うんですよね⁇

そのようなお悩みにお答えいたします。

ニータ

ここでは、ティップランエギを選ぶときに絶対に知っておきたい5つのポイントを、詳しく解説していきます。

① 重さ(シンカーの重さ)は水深・潮流で決める

ティップラン専用エギは、ボートから深場を狙うために通常より重く作られています。

エギの重さによって、**どれくらい早く海底まで沈むか(=沈下速度)**が変わります。

おすすめの重さの使い分け例
  1. 水深15〜25mくらいの浅場 → 30g前後のエギ
  2. 水深25〜35mの中層 → 35g〜40g
  3. 水深35m以上や潮が速いとき → 45g以上のエギまたはカスタムシンカー装着

※水深や風の強さに合わせて、数種類の重さを準備しておくと安心です。

② 色(カラー)は海の状態で変えるのが基本

エギの色は、イカにしっかりアピールできるかどうかを決める重要なポイントです。

色の選び方を間違えると、イカに気づいてもらえず、アタリすら出ません。

色選びの目安
  • 澄み潮×晴れの日 → ナチュラルカラー(クリア系、ピンク、オリーブ)
  • 濁り潮や曇り・雨の日 → アピールカラー(オレンジ、赤、ゴールドテープ)
  • 朝夕のマズメ時 → グロー系・夜光カラー・ケイムラボディ

※色のバリエーションを揃えておけば、日中のコンディション変化にも対応しやすくなります。

③ カスタムシンカー対応かをチェックする

最近のティップランエギには、シンカーを追加・交換できる“カスタムシンカー対応”モデルが増えています。

カスタムシンカーのメリット
  1. その場の潮流や風の変化にすぐ対応できる
  2. 沈下スピードを自在にコントロールできる
  3. 重くしてもバランスが崩れにくい設計が多い

例:ヤマシタ エギ王TRシリーズやダイワ エメラルダスボートシリーズなどは、ワンタッチでシンカーを脱着できます。

※カスタムシンカーを使えば、1つのエギで複数の重さに対応できるので、コスパも抜群です。

④ フォール姿勢(沈み方)が安定しているかを確認

イカは、エギのフォール中(沈んでいく時)に抱きついてきます。

つまり、フォール姿勢が不自然だとイカに見切られ、釣れない原因になります。

安定したフォール姿勢の特徴
  1. 頭を少し下げてまっすぐに沈んでいく
  2. フラつかず、自然に見える
  3. 動きボートの揺れや潮の影響を受けにくい設計

※実績のあるティップラン専用エギは、設計段階でバランスがしっかり取られているので安心です。

⑤ サイズ(号数)は3.5号を基準に、状況で変える

ティップランで使われるエギのサイズは主に3.5号がスタンダードです。

しかし、状況やターゲットによって使い分けることで、釣果がさらに上がります。

サイズの使い分け
  • 3.0号 → 小型のアオリイカや低活性時に
  • 3.5号 → 最もオールラウンドに使えるサイズ
  • 4.0号 → 秋の大型アオリイカ狙い、深場でアピールしたい時に

※サイズが変わると重さや沈下姿勢も変わるので、エギごとのバランスを見て選ぶことが大切です。

厳選した評価の高いティップランエギ10選‼︎

1. シマノ セフィア アントラージュ シーグル 3.5号 フラッシュブースト

  • 重さのラインナップ: 3.5号(約25g 28g 35g 43g )
  • 特徴: 内部にスプリングで吊るされた反射板が、ロッドアクションやドリフト中でも小刻みに光を反射し、イカにアピールします。着底時の安定性が高く、海底で倒れにくいため、根掛かりを回避しやすい設計です。
  • 使用感・感想: 軽いシャクリ抵抗と安定した操作性が特徴で、初心者でも扱いやすいと評価されています。 

2. ダイワ エメラルダス ボートⅡ RV 3.5号

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g、40g、50g)
  • 特徴: ヘッドとシンカーが一体化したデザインで、フォールスピードが速く、深場や潮流の速いエリアでも素早くボトムを取ることができます。太軸カンナを搭載しており、大型のアオリイカにも対応可能です。
  • 使用感・感想: ボディーの耐久性が高く、シャクリやすいと好評です。仮面シンカーを装着することで、ウエイトの調整も容易です。 仮面シンカーボートⅡ

仮面シンカーボートⅡ

3. 釣研 エギスタTR 3.5号 30g

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g)
  • 特徴: ケイムラ素材のスタビライザーを胸ビレと尾ビレに搭載し、安定した泳ぎを実現。水平姿勢をキープし、イカに違和感を与えません。
  • 使用感・感想: 着底時でもエギが倒れにくく、根掛かりを防ぎやすい設計です。引き抵抗とシャクリ抵抗が抑えられており、イカのアタリを敏感に捉えることができます。 

エギスタTRシンカー

4. ヤマシタ エギ王 TR サーチ 3.5号

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g)
  • 特徴: ストロボフィンが生み出す平打ちアクションによる「光」と、ラトルによる「音」でイカにアピールするハイアピールモデルです。
  • 使用感・感想: 適度な巻き抵抗があり、シャクリの軽さやステイ時の安定性が高く、投げやすさや品質も良いと評価されています。 

エギ王TRシンカー

5. デュエル イージーQ フィンプラス TR ラトル 3.5号 30g

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g)
  • 特徴: 新採用の「安定フィン」でエギの姿勢を制御し、ブレを抑制。パタパタフィンの波動と多面体フラッシュボディの発色、エビ音のサウンドでイカにアピールします。
  • 使用感・感想: 誰でも簡単に安定したフォール姿勢を実現でき、釣果アップが期待できます。

6. エバーグリーン ドラッギン番長

  • 重さのラインナップ: 3.5号(40g、50g、60g、70g、80g、90g)
  • 特徴: シームレスなボディ一体型シンカーデザインで、安定した水中姿勢とアクションを実現。糸絡みやエビ(テーリング)などのトラブルを軽減します。
  • 使用感・感想: 海況変化に即対応できる豊富なウェイトバリエーションがあり、状況に応じたエギの選択が可能です。 

7. クレイジーオーシャン ティップランナー 3.5号

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g)
  • 特徴: フォールの速さ、シャクリの軽さ、ダートの切れの良さ、流水時の安定性、停止時の姿勢、針掛かりの良さなど、ティップランに必要な要素を追求したエギです。
  • 使用感・感想: 安定の速さが際立っており、テンションをかけた直後のアタリがとり易いと評価されています。 

オーシャンシンカー

8. マルキュー エギリー ダートマックスTR 3.5号 30g

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g、40g)
  • 特徴: ヘッド部分の布を排除し、ウエイト一体成型によりコンパクトなシルエットながら自重を大幅にアップ。驚異的な底取りスピードと着底感を実現します。
  • 使用感・感想: 深場や激流エリアでもアプローチ可能で、スレたイカにも効果的なダートアクションを持っています。

9. ハリミツ 墨族BB

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g、40g)
  • 特徴: 高いコストパフォーマンスを誇るエギで、安定したフォール姿勢とアピール力を兼ね備えています。
  • 使用感・感想: 初心者から上級者まで幅広く使用でき、手軽にティップランエギングを楽しめます。

10. ハヤブサ 乱舞V3 ティップランモデル 3.5号

  • 重さのラインナップ: 3.5号(30g、40g)
  • 特徴: 超スリムノーズ設計と専用の「ライドオン ヘビーシンカー」により、素早い底取りとアオリイカが思わず抱きつくフォール姿勢を実現。
  • 使用感・感想: 固定式ラインアイを採用し、アングラーの意図を的確に伝えることができます。

まとめ|ティップランエギで釣果を伸ばそう!

ティップランエギングでの釣果アップには、状況に応じたエギ選びが何より大切です。

「重さ」「色」「シンカーの調整」「フォール姿勢」などに注目して選ぶことで、より繊細なアタリを見逃さず、数・型ともに満足できる釣果につながります。

まずは今回ご紹介したおすすめエギ10選の中から、自分のスタイルに合った一本を選んでみてください。

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ニータ
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休みの日はエギング、ジギング、タイラバやカヤックフィッシング等の釣りを中心としたアウトドアを満喫しつつ、常に釣りに対する探究心を忘れずに、頑張っております。